過去を振り返り、未来を担う力を育てる

2020年  2月15日 ローマ教皇訪日記念 「平和の希」苗木植樹 (長崎 原爆資料館前) 長崎市立 山里小学校の生徒の皆様と共に

 

本植樹は、日本全国各地、日本26聖人記念館、広島幟町教会、イグナチオ教会、大阪大司教区、大村市(天正遣欧使節顕彰像近く)、イタリア大使館、ポルトガル大使館にて行いました。


2020年1月1日 新年の御挨拶

新年、明けましておめでとうございます。

昨年は、第266代 ローマ教皇 パパ・フランチェスコ 聖下が、私共の訪日の願いに応えて下さり、慶賀の極みで御座いました。

また、パパが新たな平和の端緒として、平和の願いを世界に発信して下さった事は、日本人として言葉に表せない程の喜びで御座いました。

本年、2020年もパパより賜った直状を遵守し、社会の一助を担うため精励尽力する所存で御座います。

多くの皆様に、私が書き下ろした四少年の物語 『LEGACY 遺産』 を読んで頂き、未来を担う、未来への責任を持つ、世界へ飛び出る志を持つ子供達を育んで頂きたく、衷心より御願い申し上げます。

本年は、必ずヴァチカンに参り、パパに訪日の御礼を述べさせて頂きます。

皆様の想いを精一杯伝えて参ります。

今後とも弊会への御指導、御協力の程、御願い申し上げます。

一般社団法人 天正遣欧使節顕彰会

理事長 上杉 宗聖


2019年11月24日 ローマ教皇 長崎 平和記念公園でのスピーチ全文

愛する兄弟姉妹の皆さん。

この場所で、私達が強く自覚するのは、人間がどれほどの痛みと恐怖をもたらしうる存在であるかということです。

被爆した十字架とマリア像は、最近、長崎の教会で見つかりました。
これらは犠牲者、そして、その御家族の筆舌に尽くし難い苦しみを、改めて思い起こさせます。

人間の心の中にある最も深い願いの一つは、平和と安定への願いです。
核兵器やその他、大量破壊兵器の保有は、この願いを叶えるための最も的を得た答えとは言えません。
それどころか、この願いを常に試練にさらしているように見えます。

私達の世界は、邪悪な矛盾を抱えています。
平和と安定を望みながら、恐怖と不信に基づく偽りの安全の下で、平和と安定を築こうとしています。
それによって、国民同士の関係は蝕まれ、可能なはずの対話が阻害されています。

世界の平和と安定は、相互破壊への恐怖や、壊滅の脅威に依存する行為とは相いれません。
連帯と協力という世界的倫理を持って、将来に奉仕し、現在と未来の全ての人類家族が互いに助け合い、共に責任を果たす事によってのみ、平和と安定が可能になるのです。

この街(長崎)は、核兵器が人類と環境に齎した悲劇的な証人となる街です。

軍備拡張競争に対して、もっと大きな声を上げ続けなければなりません。
軍備拡張競争は、貴重な資源を無駄にしています。
その資源は、人々の全人的開発や環境保護に使われるべきです。

今日世界では、何百万の子供や家族が、非人間的な状況の下で暮らしています。
兵器に大金を費やし、兵器の製造、近代化、維持、販売に財が費やされ、兵器の破壊力は増しています。
これは神に背くテロ行為です。
平和で核兵器のない世界は、世界中の何百万もの人の切なる願いです。
この理想を実現するには、全ての人の参加が必要です。
個々人、宗教団体、市民団体、核兵器保有国、そして、非保有国、軍需産業、民間団体、国際機関の参加が求められます。
核兵器の脅威に対する答えは、集団のコンセンサスに基づくものでなければなりません。
そのためには、困難でも相互信頼という堅固な土台を築き、不信という支配的な流れを壊さなければなりません。

1963年に聖ヨハネ23世教皇は、回勅『地上の平和』で核兵器の禁止を訴え、真の安定した平和は軍事力の均衡ではなく、相互信頼という土台の上でのみ構築できると述べました。

今ある相互不信の流れを壊さなくてはなりません。
不信が拡大し、武器を制限する国際的枠組みが崩壊する危険があります。
また、私達は、多国間主義の弱体化を目の当たりにしています。
兵器の新たな技術が開発されている事を考えると、これは由々しき事態です。

こうした動きは、人々が繋がりを強める今の世界と矛盾するものであり、世界の指導者がより注意を払い対処をすべき問題です。

カトリック教会としては、人々と国家間の平和の実現に向けて不退転の決意を固めています。
それは、神に対してと、そしてこの地上のあらゆる人に対しての責務なのです。
核兵器禁止条約を含め、核軍縮と核不拡散に関する主要な国際的な法的原則に則り、飽くことなく、迅速に行動し訴えていきます。
昨年の7月、日本司教協議会は、核兵器廃絶を呼びかけました。

また、毎年8月に、日本の教会では平和に向けた10日間の祈りの会を行っています。
どうか、この祈りと、合意の形成に向けての探求、そして、対話の努力が、私達のパワー、即ち、武器となりますように。
そして、平和を真に保証し、正義と連帯のある世界を実現する取り組みを鼓舞しますように。

核兵器のない世界は実現可能であり、かつ必要とされている。
この確信をもって、政治の指導者の方にお願いしたい。
核兵器は、世界の又は国家の安全を脅かす脅威から私達を守ってくれるものではない、という事を、忘れないで下さい。

人道的および環境の観点から、核兵器の使用がもたらす壊滅的な破壊を考えねばなりません。
また、恐れ、不信感、敵意等、核の理論によって齎される感情が増幅するのを止めなければなりません。

現在の地球について、その資源がどのように使われるのかを真剣に考える事が必要です。
複雑かつ困難な持続可能な開発のための、2030アジェンダの達成、人類の全人的発展という、この目的を達成するためにも、地球の資源の使い方について真剣に考える必要があります。

1964年、既に教皇聖パウロ6世は、貧しい人々に対する援助のため、防衛費の一部に基づく世界基金の創設を提案しています。
これらを実現するためには、信頼関係と相互の発展を確かにする構造を作る事が極めて重要であり、このような状況に対応できる指導者達の協力を得る事が極めて重要です。
これは私達が関わる使命であり、またそのために皆が必要とされてもいます。

今日、大勢の人々が苦しんでいます。
彼らの苦しみに私達の良心は痛みます。
このような彼らの苦しみに、無関心である事を許される人は一人としていません。
また、傷の痛みに叫び声をあげる兄弟の声に、耳を塞ぐことを許される人は一人としていません。
対話を否定する文化による破壊を目の当たりにして、目を閉ざす事を許される人も一人として居ません。

毎日、私達と心を一つにして祈って下さい。良心のために私達と祈って下さい。
また、命を大切にする文化、許しの文化、兄弟愛の文化が勝るよう祈って下さい。
この兄弟愛は、共通の目的地を目指す中で、互いの違いを認め、それを保証する愛です。

ここにおられる皆さんの中には、カトリック信者でない方もおられることでしょう。
しかし、私たち全員が祈ることが出来ると信じています。
アッシジの聖フランシスコに由来する平和を求める祈りは、私達全員の祈りとなると確信しています。

主よ、私をあなたの平和の道具として下さい。
憎しみがあるところに愛を、
諍いがあるところに許しを、
疑いのあるところに信仰を、
絶望があるところに希望を、
闇に光を、
悲しみあるところに喜びをもたらすものとして下さい。

記憶を留めるこの場所は、私達を覚醒し、私達が無関心でいる事を許しません。

そして、神への更なる信仰がここに生まれます。
また、私達が真の平和の道具となって働くよう導いてくれます。

過去と同じ過ちを犯さないためにも導いてくれます。

皆さんと御家族、そして、全国民が、繁栄と社会の和の恵みを享受できますよう御祈り致します。

(長崎 平和記念公園にて 2019年11月24日)


2019年11月22日 天正遣欧少年使節記 新訳『LEGACY』遺産が全国で発売開始となりました。


2019年11月17日 ローマ教皇献上品祝福式を行いました、日本二十六聖人記念館 館長ドメニコ・ヴィタリ神父に、本年ローマ教皇訪日の際に献上される、有限会社丸菱商店様、株式会社CREW様、株式会社ヒラオ様の献上品を祝福頂きました。

2019年10月31日 ローマ法王献上品 御披露目会&試食会を開催致しました。有限会社丸菱商店様、株式会社CREW様に御披露目頂きました。

2019年5月17日 前田万葉 枢機卿様に謁見させて頂き、昨年のローマ法王特別謁見、著書翻訳活動、献上品等、弊会の活動について御説明させて頂きました。

2019年2月16日 都於郡城にて、満所祭(伊東マンショ生誕450周年 慰霊祭)を開催致しました。本年は、中浦ジュリアンの子孫 小佐々学先生がご参加されました。今の伊東マンショ(ヴィタリ神父、日本26聖人記念館 館長)と中浦ジュリアン(小佐々先生)が、300年以上の時を経て、伊東マンショ生誕の地で再会しました。

2018年12月8日 上智大学、スペイン大使館、当会の共催で「スペイン・日本国交樹立150年記念行事」として、天正遣欧使節に関するシンポジウムを行いました。

上智大学にて、ローマ法王特別謁見の報告と来年の訪日について笑いを交えてご報告いたしました。


2018年9月12日 ローマ法王パパ・フランチェスコに特別謁見させて頂きました。

2018年9月12日 パパ・フランチェスコ 特別謁見

『パパ・フランチェスコより一般社団法人 天正遣欧使節顕彰会への御言葉』(日本語訳)

          日本國からの親愛なる友へ。

    一般社団法人  天正遣欧使節顕彰会の代表団の皆様、そして、レンゾ・デ・ルカ神父、川村 信三神父に御会いでき誠に嬉しく思います。
    心より皆様のローマ御訪問を歓迎致します。

    今から400年以上前の1585年、イエズス会の数名の宣教師に付き添われた4名の日本人少年が、此の地を踏み、当時のローマ法王グレゴリオ13世に謁見しました。
日本國からの使節団が、ヨーロッパを訪れたのは初めての事でしたが、4少年がローマに至るまでの旅は、驚きと感動の連続でした。
  4少年は、パパ・グレゴリオ13世のみならず旅の途中で立ち寄ったリスボン、マドリッド、フィレンツェ、ベニス、ミラノ、ジェノヴァなどの市民や王侯より温かい歓迎を受けました。

    ヨーロッパの人々は日本人と出会い、日本人は、ヨーロッパの文化とカトリック教会の中心地バチカンを体験しました。
まさに、2つの大いなる文化と精神的伝統が交わる歴史的な出来事であり、貴会が、4少年の史実を記憶に留めようとしている事業は、実に素晴らしい事です。

    皆様の先達である4少年の旅は、8年以上にも及びましたが、

『みな様の旅は、4少年と比べて、あっという間でしたね‼️そして、4少年ほどの艱難辛苦も無かったでしょ‼️ 如何でしたか⁉️』パパのジョーク。

    この度の私の歓迎と謁見の喜びを、4少年と同様に感じて頂き、友好の親善大使として、また、人類とキリスト教の価値を弘める支援者として御帰国頂ければと願っております。
    天正時代の4少年は、まさに、それを行い、献身と勇気を示しました。
特に、覚えておいて頂きたいのは、主席正使であった伊東マンショは司祭となり、中浦ジュリアンは、他の大勢の信者と共に長崎の殉教の地として知られる丘で処刑され、福者として列せられたという史実です。

    貴会が、数多くの文化を結ぶ大事業を推進されている事は、存じております。
特に、若者や孤児が抱える問題に対して、理解ある企業の貢献により、『青少年健全育成基金』を設立する取り組みを引き続き押し進めて頂きたく思います。
    また、貴会は、宗教、文化、そして、経済が平和的に連携し、全ての命あるものが調和した思いやりのある世界を創造しようと考えられていますね。
その御考えは、私が記した回勅『Laudato  si』の通り、全人類の現在や未来に対する私の願いでもあり、母なる地球の未来への正しい道のりなのです。

    皆様の御訪問、重ねて感謝申し上げます。4少年の様に、皆様の愛する方々に、そして、貴会から日本國に、私からの友情と全てのカトリック教会からの敬意を御伝え下さい。

ローマ  サン・ピエトロに於いて 

2018年9月12日

ローマ法王  フランチェスコ

 

ローマ法王は、この直状を読み終えた後に、突然、「皆様の御訪問を機会に、来年2019 年、私が訪日を望んでいる事を
お伝えさせて頂きます。この願いが叶えられる事を期待しましょう。」と述べられた。

一般社団法人 天正遣欧使節顕彰会 代表団一同、並びにイエズス会日本管区長 レンゾ・デ・ルカ神父も驚きを隠せず、皆で感動した次第で御座いました。

ローマ法王が、訪日の時期に言及したことは初めてのことであり「ローマ法王来年訪日意向」として、イタリア及び日本を含む全世界で報道されました。


 

 

理事長 御挨拶 〜志を持って思考し努力し挑戦した先に浪漫がある〜

1871年、岩倉具視使節団(大久保利通、木戸孝允、伊藤博文等々)が、ヨーロッパを視察した折り、『この地を踏んだ日本人は、我々が初めてであろう!!』と胸を張る一行に現地の方が『いや、貴方達より約300年前に日本國の使節団が来てます!!』と言われ、岩倉具視使節団一行は、驚きを隠せなかったそうです。

その使節団こそ、天正遣欧少年使節団です。

安土桃山時代、イエズス会日本巡察師アレッサンドロ・ヴァリニャーノ神父が企画し、時の KING of JAPAN 織田信長公の許可を得、信長公からローマ法王への贈呈品
『金屏風 安土城之図』を託され、大友宗麟候、有馬晴信候、大村純忠候の親書を携え、四少年が天正10年1582年2月20日、長崎を出帆しました。

ヨーロッパに派遣された日本國初の正式な外交官の名は、
伊東マンショ(主席正史)、千々石ミゲル(正史)、
原マルティノ(副使)、中浦ジュリアン(副使)です。

海外において天正遣欧少年使節団の評価は非常に高いが、日本國では、17世紀の徳川幕府のキリスト教禁教令や鎖国制度によって忘れさられ、未だに殆ど調査・研究がなされておりません。

私共は、日本國史上最大の偉人の偉業を後世に残す為、2008年より天正遣欧少年使節団の啓蒙活動を行い、2012年伊東マンショ没後400年を機に伊東マンショ顕彰会を
発足、より調査・研究を推進する事が重要と考え、2016年2月20日、一般社団法人 天正遣欧使節顕彰会を設立致しました。

21世紀の日本國は、超少子高齢化を迎え、子供達に大きな負担を背負わせます。
今を生きる私達が、未来を担う子供達に何を残せるか⁉︎
先に生きる者の大きな責任です。

21世紀を生き抜ける気骨のある人材を育成する事こそ、日本國の最重要課題と思います。

先人の遺産を子供達に託す為、天正遣欧少年使節団の偉業足跡を関係各国と協力し調査・研究を重ね、国際社会とより強い絆をつくり、
国際平和を願い関係各国と様々な分野の交流事業を通し、人材育成の機会になる様に尽力致します。

未来の日本人がナショナリズムに囚われず、他国の宗教・文化・風習・価値観を受け入れ、手を取り合って助け合い、
命に差別や偏見の無い社会を創造して頂ける事を信じ、天正遣欧少年使節団の遺産を託す為、学修・講演・啓蒙活動にも尽力致します。

昨今、ドメニコ・ティントレットによって描かれた伊東マンショの肖像画がイタリアで発見されました。
伊東マンショ16歳、凛とした元服後の御姿です。
この肖像画が2016年5月に日伊友好150周年を記念し来日します。
ヨーロッパ諸国に日本人・日本國を知らしめた天正遣欧少年使節団 主席正史 伊東マンショの御姿を、未来を担う子供達に、是非、観て頂き、
日本人の美しさ、強さ、可能性を感じてもらいつつ、日本人としての誇りを持って頂きたく存じ上げます。

約450年前、フランシスコ・ザビエル神父がバチカンに送った書簡に『日本人程、優秀な民族は世界の何処を探してもいない。日本人は悪意無く、
とても善良であり、貧しい事を恥と思わず、名誉をとても大事する。』と書かれています。

皆さま、大和魂は世界に通じます。
人の為、世の為、夢の為に生きる力を全力で応援致します。
私共の活動が、より良い国際社会の創造や日本國発展の一助を担えれば幸いで御座います。

何卒、当会への皆様の御理解・御協力・御支援の程、衷心より御願い申し上げます。

一般社団法人 天正遣欧使節顕彰会

理事長 上杉 宗聖

正式名称 一般社団法人 天正遣欧使節顕彰会
沿革 2016年2月20日
所在地 宮崎県宮崎市宮田町11-24
組織構成
理事長  上杉 宗聖
理事  ドメニコ・ヴィタリ神父(イエズス会)
 日高 康弘

橋口 勝吾

事務局長

監事

 小木 智彦

井下 喜代秋

最高顧問  レンゾ・デ・ルカ神父(イエズス会)
学術顧問  ピアッティ・ヨゼフ神父(聖ザベリオ宣教会)
神学顧問  ウンベルト・カバリエレ神父(サレジオ修道会)
 

活動理念  過去を振り返り、未来を担う力を育てる。

活動指針

  1. 天正遣欧少年使節団の啓蒙・学習活動
  2. 関係各国と様々な分野の交流事業。
  3. 基金団体として寄付金を募り、平和・社会に寄与する活動。
  4. 上記、活動を通し、未来を担う人材の育成及び国際友好親善に繋げる。

活動概要

  1. 青少年健全育成活動
  2. 国際友好親善活動
  3. 天正遣欧少年使節の学習活動
  4. 社会に寄与する活動
  5. 世界平和に寄与する活動
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