~料理編~
今回の料理は、コジート・ア・ポルトゲーザ(Cozido a portoguesa)!
天正遣欧使節がリスボン到着後、ポルトガル副王アルベルト・アウストリア卿主催の晩餐会に招かれました。
そのメインディッシュが、このコジート・ア・ポルトゲーザ!!
四少年は日本人として初めて、公式の晩餐会に出席し、
調理された西洋料理を食した日本人です。
この晩餐会は、シントラ宮殿で開催され、メニューは以下の通りです。
チョリソ・塩漬けハム、血のソーセージ、脂のソーセージ
鶏の丸焼きの囲まれた雄牛の丸焼き
コジート・ア・ポルトゲーザ
ポートワイン
このメニューは、ポルトガル国 ルネッサンス年代史家 ガルシア・デ・レセンデ氏が、アルベルト・アウストリア枢機卿主催の晩餐会の献立を調査して判明しました。
日本人が国賓としてシントラ宮殿に招かれたのは、マンショ達が初めてであります。
シントラ宮殿には、「アラブの間」、「礼拝堂」、「中国の間」、「カササギの間」、「白鳥の間」、「紋章の間」があり、特に、紋章の間は、壁全面に装飾のタイルが施され、天井には、72個の紋章が描かれており、その紋章の間を見た初めての日本人は、マンショ達です。
四少年こそ、ルネッサンス文化を実際に体験した初めての日本人なのです!
この晩餐会で、マンショはポートワインを呑み、現地史書によれば、
『Eu bebi pela primeira vez uma bebida tao saborosa』
(こんなに美味しいものを初めて飲んだ!)
『Tive um sonho agradave』(楽しい夢を見た!)
この言葉を聞いたアルベルト・アウストリア卿は、マンショにポートワインをプレゼントしました。
第四回 満所祭の懇親会では、マンショの故郷 宮崎県西都市のイタリアン・レストラン「JEKILL to HYDE」のオーナーシェフ 日高康弘氏が、真心を込めて、当時を彷彿させる献立を作って下さいました。
食前酒 サンマリネーゼ スパークリングワイン
前 菜 シーザーサラダ(サラダの王様だからシーザーサラダ !by ヨゼフ神父)
パスタ にんにくとトマトのパスタ
メイン コジード・ア・ポルトゲーザ
デザート 金柑たまたまのバターと手作りクッキー with Cafe
ルネッサンスの食事を体験したい方は
イタリアンレストラン JEKILL to HYDE(ジギルとハイド) へ
TEL 0983-43-2992
〒881-0023 宮崎県西都市小野崎1-82 比江島ビル2F
各種イタリアンと、マンショピザもご用意しております。
bom apetite !!
2018年9月13日 ローマ一つ星レストランにて、日髙シェフがと現地シェフと料理の国際交流を行いました。
パパ・フランチェスコに献上した宮崎の水永水産が提供する「オイルちりめん」をベースに日本風のパスタを調理しました。